BoostのUMFPACKバインディング その2

まずはBoostというかuBLASでの疎行列(sparse matrix)の取扱いに関する基礎として, compressed_matrixについて.

http://www.boost.org/libs/numeric/ublas/doc/matrix_sparse.htm
compressed_matrixは単にそのまま使うと, LU分解などのアルゴリズムの最適化を示唆するというよりは,
メモリを節約するという意味を持っている. 型名の定義は5つから成る. かならず必要となるのは最初のひとつで, 行列の含む変数型を指定する.
大抵はdoubleか. おそらくはstd::complexもいける(まだ試していない).
残りの型は圧縮するときに必要となる設定で, 整列させる方向や最終的に格納される型(unbounded_arrayやstd::vector, あとはbounded_array)などが選べる.