何も考えずにRustに入門する3

"main"から呼び出す自前の関数はクレートとして分けておきたい. ライブラリとして切り出せそうなものは"main.rs"とは別のファイルにまとめることにする.

まず, "src/lib.rs"というファイルを作成し, 自前の関数などはこちらに記述する. 上の例の場合,

#[macro_use] extern crate log;

pub mod example {
    pub fn hello() {
        debug!("This is a debug message.");
        error!("This is an error message");
        println!("Hello, world!");
    }
}

クレートの中にモジュール"example"を作成し, その中で"hello"関数を作成した. これを"src/main.rs"から呼び出すには,

extern crate env_logger;

extern crate bar;
use bar::example;

fn main() {
    env_logger::init();

    example::hello();
}